【話】暫定税率からエコやらリサイクルやら。(1)

【話】暫定税率からエコやらリサイクルやら。(1) 写真 今年になって世間を騒がしているのがガソリンの“暫定税率”。4月末で期限切れを迎えたこの税金、喜んでいられたのも僅か一月だけのハナシ。5月に入ると再び税が復活しただけでなく、この一ヶ月間の間になんと原油価格が高騰していたとかで、値下げ前よりも値段が上がっている始末・・・。“だいたい暫定的な税なはずなのに、なんで30年も続くのか?”という税やら政治やらについては、他の専門サイトにお任せしておいて、ここではもう一つの値上げの原因、原油価格の高騰からエコやらリサイクルやらのお話について触れてみたいと思います。
ここのところ、あらゆる物が色々と値上がりしてきていますが、実はその殆どが原油価格の高騰につながっているということは知っていますか?前述したガソリンやら軽油やらは直接的にきていますが、その他にも小麦などの穀物類、日常の小物類なんかは間接的に影響を受けています。微妙に値上げしているものも多いですしね・・・。


【話】暫定税率からエコやらリサイクルやら。(1) 写真 一見、原油と小麦がどう結びつくのか、「?」な人もいるかと思います。実はガソリン等は化石燃料と呼ばれるもの。当然のように量には限りがあり、その量は現在では限界ギリギリまできています。ガソリンやら軽油やらで動く車や飛行機はガソリンがなくなれば大変!そこで考え出されたのが穀物などから生み出されるバイオ燃料。バイオ燃料は石油などの枯渇燃料とは違い、生産が可能な限り枯渇することはなく、CO2の排出量も少なく、正に環境にも優しい未来の燃料!!・・・となるはずだったのですが、実は思わぬ弊害も出ています。
確かにバイオ燃料は次世代の燃料と成り得るのかも知れないのですが、正直、まだその土壌が整っていないのです。つまり燃料に回すだけの生産量が賄えていないのが現状。需要が少ないのに、供給ばかりが先立ち、バイオ燃料の元となる穀物類の世界的な高騰を招く始末・・・。小麦、トウモロコシなどの穀物類を原料とする食品、調味料は軒並み値上げの嵐。マヨネーズ、食用油から肉類、さらにはカップ麺まで。つまり私達が普段、口にする食品の殆どが値上がっているのです。さらに直撃を受けているのが発展途上国。当然、パンだってなんだって高騰しているので、危機的な食料不足に陥りそうな国だってあります。
そういったニュースを耳にしたりすると、日本がどれだけ無駄の多い国か、贅沢な国なのかを痛感させられます・・・。


【話】暫定税率からエコやらリサイクルやら。(1) 写真 皆さんはコンビニで冷たい飲み物とお弁当を買ったら袋を分けていますか?分けている人、今日から直ぐにでもやめましょうね。あれはレンジで温めたお弁当と一緒に入れたら飲み物まで温かくなっちゃうからなんていう余計な気遣いでしょうが、どれだけ温かくなるものかって!温めた弁当と一緒に入れたからってペットボトルが沸騰するわけでもないでしょうに・・・。仮に一日2枚のビニール袋を使う人が1店あたり100人いたとすると1日200枚、1週間で1400枚、1ヶ月で6000枚、1年で72000枚!これが1枚に減らす事ができれば、日本でどれだけビニールが削減できることか・・・。
環境エゴイストではありませんが、一人一人がちょっと気を使えば環境は今よりもずっと良くなるハズなので、ここは声を大にして言っておきたいトコです。

日本をはじめ、芳醇な先進国が資源を使い放題に使った挙句、「環境が危ない」、「資源が足りない」と大騒ぎ。新しく開発した燃料は食生活に直撃。車を持たない人、燃料の消費には直接関係ない人々、国が犠牲になっている。私達が贅沢な生活をしているその影で、そんな現実がある。覚えておきたいところです。

>>その(2)に続く。

【オリコミクスコラム一覧はこちらから】